B☆E☆S☆T

T.M.Revolution( 西川貴教 ) B☆E☆S☆T歌詞
1.独裁 -monopolize-

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

愛してるから わがままになってる
がんじがらめに 縛りたい YOUR HEART
君をどこにも 閉じこめちゃいられない
今日も勝手に 恋は回ってる

会いたいよ 君に今すぐ
仕事の都合 知っちゃいるケド
君の自由 認める度に
僕はジジイに なってく気がする

毎日毎晩 電話もナンだし 距離を作るけど
ひとりきりほど 息もつかぬ恋心
夜につぶされて

愛してるから わがままになってる
がんじがらめに 縛りたい YOUR HEART
君をどこにも 閉じこめちゃいられない
今日も勝手に 恋は回ってる

“あなたなら わかってくれる”
その一言に 案外弱くて
徹夜(オール)で飲みも つきあい合コンも
行きたきゃ別に 行けばいいんじゃない?

ちゃちな嫉妬が また命取りダサく見られそうで
釣った魚に 餌を与え続けてる 見返りの多さに

愛してるから わがままになってる
よそ見しないで 受けとめて MY HEART
君は誰かの 所有物なんかじゃないのに
好きになるほど 女々しくって本当、

理解あるように 卑屈に笑ってる
優しい男 あんた誰 一体?

愛してるから わがままいわせてよ
がんじがらめに 縛りたい YOUR HEART
僕の物だと 云えないのが現実
女のために 恋は回ってる


2.臍淑女 -ヴィーナス-

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

NAVEL VENUS 恋なんじゃない
理屈じゃちゃんとワカッてるけど
NAVEL VENUS 感じそう 夏を待つ素肌に

YOU WANNNA PLAY YOU WANNNA GAME
並ぶ車を 移り気なまなざしが値踏みする
夕暮れ時のBRIDGE 群れる理由もない場所

艶めく素足は すぐ開くGATE
快楽に恋してる 茶髪たち
ノリのいい誘いに 彼女ももう他人の中

美学に合わないと 第三者で付き合った湾岸
チェックは入れている 自分は隠せない

NAVEL VENUS 恋なんじゃない
理屈じゃちゃんとワカッてるけど
NAVEL VENUS 感じそう 夏を待つ素肌に

説教 道徳 愛のウンチク
無用だと知らされる弾む息
ヤバイよ ここじゃヤッパ
ためらってKISSを逃す

どうしてこの娘が、と 思うよな可愛いコたち
現実と交差して 孤独のムダヅカイ

NAVEL VENUS 遅れるな 他の奴に先越される
気が付きゃ初心者の 僕もGET体勢

NAVEL VENUS 恋なんじゃない
NAVEL VENUS 揺れる腰

NAVEL VENUS 恋なんじゃない
理屈じゃちゃんとワカッてるけど
NAVEL VENUS 感じそう 夏を待つ素肌に

NAVEL VENUS 恋なんじゃない
NAVEL VENUS 感じそう

NAVEL VENUS 恋にしたい
NAVEL VENUS 揺れる腰


3.HEART OF SWORD ~夜明け前~

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

独りでは 遠い明日を
夜明けのままで 越えそうで
ブツかっていきゃ コケる想いよ
今夜もまた すれ違い

散々すぎて努力の跡も
なくなる結果 ONLY の 綱渡り
やるだけ損するよな 毎日は
斜に構えてた方こそ 楽になる

熱くてつらい自分を隠して
短い時代を生きてる

独りでは 遠い明日を
夜明けのままで 越えそうで
放っとけば 走る想いよ
夢もまた すれ違い

完璧とちゃう 人生の収支
プラマイ・ゼロだなんてば ホントかな?
死ぬまでに使いきる 運の数
せめて 自分で出し入れをさせて

ワカッちゃいない 君ならどーにでも
理屈を変えていいのに

何度君に 蹴つまづいても
戻ってきちゃう 愛情に
信じかねる 打たれ強さよ
今夜も ソートー眠れない

何度何回 繰り返しても
戻ってきちゃう 愛だから
ブツかっていく 消せぬ想いを
責める方が 筋違い

独りでは 遠い明日を
夜明けのままで 越えてゆく
相性よりも 深いふたりは
すれ違って かまわない


4.LEVEL 4

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

欲望もレベル 上げれば
ちょっとやそっとじゃ 満たせないけど
是が非でも お願いしたい
君が夢の カギになるから

チカラもナイお金もナイ
ナイナイばっかでキリがない 現状はそんなんで
どうせなら街くらい 綺麗な子と歩きたい
気が付いただけだ

まるで相手にされてない 痛みがまた刺激だよ

欲望もレベル 上げれば
ちょっとやそっとじゃ 満たせないけれど
是が非でも お願いしたい
君が夢の カギになるから

性格が良ければいい
好きをくれるカノジョと 馴れ合い続けて
自分には似合ってる 思うようになっていた
君に会うまでは

恋にこだわり持つことで 何かをつかみかけてる

快楽も 知ってしまえば
ちょっとやそっとじゃ 満たせなくなるよ
ハーレムを作りたいとか
そーいや昔 思ってたっけな

諦めを 覚えた胸を
力技 君に奪われて
ともすれば 意識は肥大
身の程知る 明日はいらない

是が非でも お願いしたい
夢に遜色 劣らない女よ
欲望のレベル 振り切れ
君がカギを 握ってるから


5.HIGH PRESSURE

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

カラダを夏にシテ カゲキに さあ行こう
夏を制する者だけが 恋を制する
もう覚悟を決めちゃって

せめて前向きに 見せたいと
夜型の体質を 変えてる

空調のききすぎた この部屋じゃ
発情を逃してくよ

海を目指した 標識と街ですれ違う
水着の跡の ヤラシサに身悶えて

カラダが夏にナル カゲキで 最高
ためらうことに 慣れすぎた
素肌の上で 事件を起こせ

本気をタテにして 未熟な革命
夏を制する者だけが 恋を制する
もう覚悟を決めちゃって

傷つくことを 避ける度に
優しい奴だと 思われる

「躊躇」(チューチョ)って漢字が 辞書なく書ける
ボクの明日は どっちだ!?

星の渚で ダンスをいっちょ踊るような
(笑)(カッコワライ)が、一度くらいあっても。

カラダが夏にナル カゲキで 最高
つねって舐めて噛みついて
腫れた素肌に なるのもいーんじゃない?
ウッカリ タカノリの 期待の楽園
経験だけがものを言う 恋を制して
人生観変えちゃって

カラダを夏にスル… 不屈の EARLY SUMMER…!

カラダが夏にナル カゲキで 最高
ためらうことに 慣れすぎた
素肌の上で 事件を起こせ

本気をタテにして 未熟な革命
夏を制する者だけが 恋を制する
もう覚悟を決めちゃって


6.WHITE BREATH

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

凍えそうな 季節に君は
愛を どーこー云うの?
そんなん どーだっていいから
冬のせいにして 暖め合おう

TVを消し忘れ 孤独さえもド忘れで
乾燥した時間に ノドを痛めてる

AM0:00解禁で 見られる明日のビジョンは
大事なトコに来て モザイクがかかる

ウカツな僕の せつなさを中に出させて

凍えそうな 季節に君は
愛を どーこー云うの?
そんなん どーだっていいから
冬のせいにして 暖め合おう

自由なフリしても 気がつきゃ乗ってるんでしょ
動く歩道の上 足元ご注意

タランティーノぐらい レンタルしとかなきゃなんて
殴られた記憶も ロクにない癖に

敬語を無視する 今時の強さください

雪吹雪く 山小屋にふたり…
妄想に 憧れて
そーすりゃ 本音四の五の
追求しなくても 交われるでしょう

こんな寒い 時代に僕が
何を どーこーできる?
そんなん どーだっていいよと
云えない君と 淋しさ舐め合うけど

わがままも 消えそうな夜は
愛が 誰かを呼ぶの?
まして なんも待たずに
歩く僕だから 暖めさせて


7.蒼い霹靂 ~JOG edit~

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

恋の中にある死角はシタゴコロ
単純に 踊れないよ

Just like Rollin' Thunder From The Blue Sky
前とどっか 違うのか
打算の構図を 見せて!

ちょっと どーゆーこと? 散々ムシしといて
オイシクなってきたら You Are Tricky

ムカシはデートの誘い 嘘ついて 断って
ピュアだった僕のハート Lonly Chaplin

甘いトゲを 刺すみたいな 声で 電話をしてきて

恋の中にある死角はシタゴコロ
単純に 踊れないよ

Just like Rollin' Thunder From The Blue Sky
前とどっか 違うのか
打算の構図を 見せて!

わざと安い店に 夜中呼び出して
皮肉の一つでも・・・思えば

「飾らないあなたが 前から好きなの」
また騙されかけて よろめく

蕩けそうな 熱視線に 欲の皮が見えても

愛の真ん中の ココロを揺さぶって
悪い気しないのが ガンよ

I Want a Rollin' Thunder From The Blue Sky
剥き出しの野生で
ハイエナポーズが 生きて!

急ブレーキの 音がしたら きっと君は 逃げるね

恋の字の中に 四画のシタゴコロ
単純に 踊れないよ

Just like Rollin' Thunder From The Blue Sky
信用のない君と 打算の冥利に尽きて!


8.HOT LIMIT

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

YO! SAY,夏が 胸を刺激する
ナマ足 魅惑の マーメイド
出すとこ出して たわわになったら
宝物の恋は やれ 爽快っ

ゴマカシきかない 薄着の曲線は
確信犯の しなやかな STYLE!
耐水性の 気持ちに切り替わる
瞬間の眩しさは いかがなもの

ココロまで脱がされる 熱い風の誘惑に
負けちゃって構わないから 真夏は
不祥事も キミ次第で

妖精たちが 夏を刺激する
ナマ足 魅惑の マーメイド
出すとこ出して たわわになったら
宝物の恋が できそうかい?

キミじゃなくても バテぎみにもなるよ
暑いばっかの街は 憂うつで
スキを見せたら 不意に耳に入る
サブいギャグなんかで 涼みたくない

むせ返る熱帯夜を 彩る花火のように
打ち上げて散る想いなら このまま 抱き合って
焦がれるまで

妖精たちと 夏をしたくなる
熱い欲望は トルネイド
出すもの出して 素直になりたい
キミとボクとなら It's All Right

都会のビルの海じゃ 感じなくなってるキミを
冷えたワインの口吻で 酔わせて とろかして
差しあげましょう

妖精たちが 夏を刺激する
ナマ足 ヘソ出し マーメイド
恋にかまけて お留守になるのも
ダイスケ的にも オールオッケー!

YO! SAY, 夏を 誰としたくなる?
一人寝の夜に You Can Say Good Bye
奥の方まで 乾く間ないほど
宝物の恋を しま鮮花?


9.THUNDERBIRD

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

月灯りの部屋 心の隅々まで 痛くしよう
君の手の中で 一欠けの氷のよう 溶けてゆけるなら

波のない街で 浮かんだ陽炎に
包まれて行く 命はまだ 咲いていくから

孤独な羽根を曝して 君だけの 羽ばたきを見せて
まばゆい時を 踊り続けよう 力尽きるまでに

飾らない心 指輪だらけの指先 探すけれど
ポケットの鍵を いじくるように 誰かの傷に触って

燃え移りそうに 瞬く星たちは
絶えた祈りに 熱を放ち 消えてゆくのか

叶わぬ夢を散らして この胸に 響く情熱は
炎を待てず 声もかすかに 乱れもがいているよ

孤独な羽根を重ねて 生まれては 羽ばたく想いを
信じてるなら 愛を聞かせて 頬を濡らすまでに

ねえ 誰かが囁いてるよ この夜の扉の向こうで
移ろい揺れる 願いの果てに 愛を求めながら


10.Burnin' X'mas

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

キャンドルも 十字架も 愛に力を与えてよ
聖なる夜まで堕天使は 恋に遊ぶ

落としたライター拾い 目にした足がまぶしくて
得したと思ってる 自分が嫌だ

夜更けに僕(ひと)んち上がり カレがヒドいとグチってる
君の行動パターン 意味不明

雪に さきがけて ボクと こじれて

キャンドルも十字架も 愛に力を与えてよ
イルミネーションの 君に迷う

ヤバクない? お呼びでない?華やぐ街の灯は誘い
聖なる夜まで堕天使は 恋に遊ぶ

「今日はカノジョ、平気なの?」親切ぶって聞かないで
気になれば最初から 夜中来るな

何か期待してるなら お応えしても構わない
打算 計算しつつ 距離詰める

鐘が鳴り響く 胸の遠くで

「秘密だ」と抱き寄せる できない それは勇気じゃなく
ぐるぐる回っては 君を責めて

サイレンナイ ホーリーナイ なんでもいい
君を抱きたい
せつなく途方に暮れてみたい

ただずっと君を見ていた 誰か待つ綺麗な横顔さえ
諦めて時は流れて イイヒトもそろそろ限界

キャンドルも 十字架も 愛に力を与えてよ
偶然グラスで 触れた指に

強い視線 ぶつかった 何かが終わって 弾ける
聖なる天使のあやまちよ 奇跡になれ


11.WILD RUSH

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

掛け違えて ちょいキツめのチョーカー
外したいのに 金縛り ナニユエだろう
流行りに 首も回らない

キャパ以上に スケジュール目一杯
余裕よりも 服ばかり足りなくなる
底なし沼の 低血糖

目移るほどの 原色の世界で
透明な激しさに 気づいたら

気まぐれ風の誘惑に キミを追いかける Jungle (Jungle)
野生の滴 弾けとぶ タマよりも早く 走り抜けろ

誰もが皆な エジキを待ってる
察しの良い娘が 頭悪そうに喋る
トートに牙を 隠して

表のない 顔の神経衰弱
合わぬカードに 頭振って後遺症
やっぱ無理無理 ホント無理

眠らぬ森に キミを奪われても
執拗に本能が 掻き立てて

捕かめない 恋の焦りが ボクを震わせる Jungle (Jungle)
甘い罠なら かかりましょー! 仕掛けてよ 魅せてよ かがせてよ

教えて 何 使ってるの? どこで見つけたの? Jungle (Jungle)
次のスコール 待ちきれない 極楽の泉に 飛び込もう

夢幻の風の誘惑に キミを追いかける Jungle (Jungle)
野生の滴 弾けとぶ タマよりも早く 走り抜けろ


12.BLACK OR WHITE?version 3

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

傷ついても止まらない 情熱を抱きしめて
振り向けば遠くなる 夢なら明日は BLACK OR WHITE?

ヤケに堪える 眠れない夜が増える
ズタボロのまま 嘘ばかり上手くなって

鏡の中くすんだ瞳 ただ見つめて
負けたくはないと思う程 無口になる

奪れば奪り返す 強引なEVERYDAY
「君には似合わない…」そう云って欲しいよ

傷ついても止まらない 情熱を抱きしめて
振り向けば遠くなる 夢なら明日は BLACK OR WHITE?

街を流れる 強者たちの孤独な影
踏みつける度に 誤った道を歩く

「何も惜しくない」「もう誰も愛さない」
声にしない声が 闇に迷い込む

傷ついても止まらない 情熱を抱きしめて
振り向けば遠くなる 夢でも追いかける

結果だけがすべてと 笑えたらそれでいい
置きに行っちゃいられない 女神よ手を貸せ
BLACK OR WHITE!

傷ついても止まらない 情熱を抱きしめて
気まぐれな現実を この手につかみ奪る

自分以外の誰かを 愛さずにいられない
一人きりの夜明けを 越えれば未来は
BLACK OR WHITE???


13.HEAT CAPACITY

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

妬けるようにたぎる夏を 1℃でいいからキミに伝えて
熱に浮かれ 失せる太陽 想いを撫で上げてよ

昨日のヌルいペットボトル キャップまで違うし
捨て身がてら流し込んで 躯を黙らせる

動き出す気持ちを ガセだとか云わないで

眩む視線 たぎる夏を 大胆素敵なキミに奪われ
喉の奥で 擦れていく 言葉を受け止めてよ

ダルいだけで何ともない 丈夫さがキツいね
市販で済ます痛め止めで デリケートに酔ってる

締めた瞳で オーダーを変えないで

キミのとっても イイトコロを 捜してあげるからじっとしてて
揺れる墜ちる 持っていかれる切なく破綻しそう

溢れそうな その雫で 見たことない程熔かしたいだけ
深くつなぐ 汗を誘う 思惑によじれそう

妬けるようにたぎる夏を 1℃でいいからキミに伝えて
熱に浮かれ 失せる太陽 想いを撫で上げてよ


14.魔弾~Der Freischutz~

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

最近途絶えがちだった電話を 放っておいて自爆して
半月後にオトコと笑ってる 眩しい君を見かける

そもそもちゃんと付き合って いたかも非常に曖昧で
咎め立てする立場じゃない 現実を喰らうの

眠りにつかない恋の骸に 早く止めを刺してよ
後悔ばかりタチの悪い 病のようにぶり返す

狭い世界で君しかいない 他の名前が出てこない
移る街並 置き去られた 空の声が宙を舞う

冷たいシャワーで寝汗を流して 執着を沈めるけど
こんな深夜に辿り着けるのは 水のないオアシスぐらい

思う以上のダメージに 三半規管いかれてくる
波及効果はたちどころで 足元がふらつく

外すことのない恋の魔弾を この胸に撃ち込んでよ
ぬくもりだけが聞き分けなく 君の元へ逝く前に

夢にしないで どっか行かないで やけに綺麗になってないで
華やかにただ 揺らめくまま 滲む君が溢れてく

言葉以外を饒舌に 躯ふたつで走り抜けた
そのツケ一挙に押し寄せて 払い方判らない

はばたき失う恋の翼に 誰か止めを刺してよ
後悔ばかりタチの悪い 病のようにぶり返す

外すことのない恋の魔弾を この胸に撃ち込んでよ
ぬくもりだけが聞き分けなく 君の元へ逝く前に

狭い世界で君しかいない 他の名前が出てこない
移る街並 置き去られた 空の声が宙を舞う

夢にしないで どっか行かないで やけに綺麗になってないで
華やかにただ 揺らめくまま 滲む君が溢れてく


15.BOARDING

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

夕映えのざわめきに 背中向ける君に
かけられる言葉なんて 何もなかった

優しい事云えないのなら 黙れよと風は吹いて
真実をぶつけ合うのが 一体何になるだろう

もう僕らは旅立てる キレイな淋しさのひとつを抱いて
君は君だけに笑えればいい 今はそっと手を振ろう

「気にせずに行けばいい…」誰も囁くから
華やかな交差点に 僕は迷うよ

ボロボロで持って歩いた 想い出は写真のよう
都合いい場面ばかりが 心 弱らせてゆく

明日を願う胸に 大事にし過ぎてた儚い日々が
無駄にならないと信じてるから どこに辿り着いてもいい

声にならない声を 理由もなく零れる強い涙を
一人のせいにしなくてもいいよ いつか巡り逢うから

そう ここから旅立つんだ キレイな淋しさのひとつを抱いて
僕は僕だけに笑えればいい 今は君に手を振ろう


16.Out Of Orbit~Triple ZERO~

作詞:井上秋緒
作曲:浅倉大介

乗り込んで行こう 駆け出す運命へ
握り締めてきた夢だけが その瞬間に輝く

いつから気にしているんだ
クロームの棘(とげ) 剥げ具合を
後生大事にしてる
愛も剥き出しのままで

捨て駒も尽きた手の このイヤな汗はなんだ?

※乗り込んで行こう 駆け出す運命に
銀の風を切る 船で追いかけよう※

転がり続ける先の 保障なぞ必要ない
握り締めてきた夢だけが その瞬間に輝く

死ぬわきゃないよな事ほど
我慢してたら死にそう
遠慮っぽくっちゃイケない
生(ナマ)でするからイイんでしょう

元を取れるパーティーは すぐにお開きにゃならない

踏み込んでみよう 何処へでも遠くへ
境界線を知らずに 行けるのかい?

ただキレイなものばかりを 漁るのはやめなよ
疵(きず)のつかないもの この世にない

焦(じ)れったがる魂が 旨い水欲しがってる

(※くり返し)

転がり続ける先が どうだって変わらない
握り締めてきた夢だけに その瞬間(とき)手が届く


17.hear

作詞:AKIO INOUE
作曲:DAISUKE ASAKURA

通り過ぎてく雨が 次の季節呼んで
立ち止まり振り返る間も夢はないまま

遠ざかる影の 向こうで揺らめいた
心は 二人を引き寄せて

もう何も聞こえない 君の声以外
終わった夜と始まる愛に さらわれ委ねる

街を焦がす彩り 溢れてくぬくもり
それでも辿り着いて まだ人は迷うから

失くしたくないと 広げた手のひらに
落とした 想いの一滴

きっと聞こえるだろう たった一つだけの
孕む言葉振り絞るように 呼び続けている

もう何も聞こえない 君の声以外
静かに打ち寄せる波のように
さらわれ委ねて 何度も

きっと聞こえるだろう たった一つだけの
孕む言葉振り絞るように ただ呼び続ける